瞑想。

なくもんか。




『なくもんか』

(※ 各コンテンツを開くと音が鳴るのでご注意を!!)



脚本:宮藤官九郎。
監督:水田伸生。




キャスト。

阿部サダヲ。
瑛太。
竹内結子。
塚本高史。
皆川猿時。
片桐はいり。
鈴木砂羽。
カンニング竹山。
高橋ジョージ。
陣内孝則。
藤村俊二。
小倉一郎。
光石研。
伊原剛志。
いしだあゆみ。 他。




あらすじ。

 兄・祐太(阿部サダヲ)は、東京下町・善人通り商店街の顔になっていました。 8才の時に父(伊原剛志)に捨てられた祐太は、善人通り商店街の「デリカの山ちゃん」初代店主夫婦(カンニング竹山&いしだあゆみ)に、実の息子のように優しく育てられました。 その恩返しとばかりに、祐太はバカみたいに働いたのです。 商店街すべての手伝いはもちろん、地元住民の買物の手伝い。 挙句の果てには、犬の散歩、草むしり、電球の交換などなど。 その究極のお人好しぶりから、今では働くバカとまで言われています。 ですが、その人柄と40年間注ぎ足してきた秘伝のソースをかけたハムカツを名物に、今や「山ちゃん」を行列のできる超人気店へと成長させたのです。

 弟・祐介(瑛太)は、「金城ブラザーズ」という超売れっ子のお笑い芸人になっていました。 幼い頃に母(鈴木砂羽)を亡くし親戚をたらい回しにされた祐介が、度重なる転校でもイジめられないために身につけた生きる術。 それは、笑いでした。 ピンの芸人としては全く泣かず飛ばずの祐介でしたが、赤の他人である金城大介(塚本高史)と兄弟漫才師「金城ブラザーズ」としてデビュー後、周囲の予想を大きく裏切って大ブレイク! 今やレギュラー番組11本をもつ大人気の「金城ブラザーズ」ですが、本当の兄弟でないことは、世間にひた隠しにしています。

 そんなある日。 10数年前に善人通り商店街を出て行ったきり全くの音信不通だった、「山ちゃん」初代店主夫婦の一人娘・徹子(竹内結子)が突然帰ってきました。 子供のときから実の兄妹のように仲良く暮していた祐太はもちろん、商店街の人たちはビックリ仰天。 しかも、毎日ハムカツを食べていたせいで、デブで不細工だった徹子が、まるで別人のような超美人になっていたのです! 突然の帰宅、謎の激痩せ、確実なプチ整形…数々の疑惑が残る徹子を、祐太は問い詰めることなく笑顔で温かく迎え入れます。 なぜなら、祐太は徹子をずっと待ち続けていたからです。 初代店主の「デブじゃなきゃ、嫁にもらって欲しいんだけどな…」という遺言を胸に。 そして祐太は、しおらしく店を手伝う徹子に、どさくさに紛れてプロポーズ。 めでたく結婚!するのですが、婚姻届を出すため戸籍謄本を手に入れた祐太は、「金城ブラザーズ」の祐介が実の弟であることを知ってしまい…

 生き別れた兄弟、祐太と祐介の偶然の出会い。 そこから巻き起こる予測不可能な出来事の数々。 笑と涙がテンコ盛りの、誰も見たことのない“家族”の物語が今、幕を開けます!!


      (『なくもんか』公式HP上の「ストーリー」より 抜粋。)









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連日の 阿部サダヲさんTV出演&宣伝効果に完全に負けてしまい、観てきました☆


流石はサダヲさん。  素晴らしくキレのある動きと、年齢度外視で似合いまくる学生服。

青春時代からおっさん時代まで、代役ナシで務められるのは彼しか居ないと思っています◎




いしだあゆみさんにここまでやらせて良いのか??! と思うほど、
面白い痴呆お母さんを演じられております。
後半では痴呆もすっかり良くなるので安心です◎





見事なまでに、あらゆる不幸が不幸を呼び、不幸が不幸を重ね、不幸と不幸が出会う。

それでも直向に純粋に人を愛し続けていれば、幸せは訪れるのだと教えてくれます。




「なくもんか」なのに殆ど泣いてるし(ってか、主人公がそもそも涙もろいし…)、
お人好しすぎて実は何か裏がありそうだと疑われたりするし、
純粋に「好きでやってんの!」とか云いながら、実はストレス抱えて密かに発散させてるし。



なんだよぉー とか思うところもありますが、それも含めて面白い事に間違いはありません。




果てしない正直者は救われる。  バカと呼ばれても救われる。

ささやかな幸せを「幸せ」として受け止められれば、皆 平和で幸せなのだ。








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あふれた愛。


   あふれた愛

『あふれた愛』 著者:天童荒太





4つの『愛』にまつわるお話が載せられた本です。

此処に、唯一と云っても過言では無く、遊びに来続けてくださっている、
カルキさんからのご紹介☆


この度も本の厚みには驚きましたが(笑)、短編の意味も理解し、楽しく読み進められました◎




・とりあえず、愛
・うつろな恋人
・やすらぎの香り
・喪われゆく君に

どのお話も、まさしく、本のタイトル通り“あふれた”愛のお話ばかりでした。


先の2つは悲しい結末、後の2つは前向きな結末。

結末も違えば、出てくる人間性も異なり、生活も変わる。



ですが、とても深いところでは共通している部分が多々あり、
表面上では違って見える・感じるだけなのだと、改めて痛感した感じです。





「愛」というものは、届かぬ事もあり、屈折させる事もあり、大きなエネルギーにもなる。





私のような人間が「愛」を語るなんて、私自身が到底理解などできず、
そんな事を口走るなんて、反吐が出るぐらいに思っていますので、
勿論、語ったりはしませんけれど、
やっぱり心を病む人々というのは、純粋で不器用で素直過ぎるのだなぁ…と思ったのです。



私も相当に心を病んでおりますけれど、私はみなさんのように美しい心の病み方をしていません。

嘘ばかりで身を固めた人々が、それすら嘘であるにも関わらず、平気な顔をして生活している中で、
自分の心に素直に生きている人々が、何故、隠れるように生活しなければならないのか。
私はいつも、その事を疑問に思っています。

何とか立ち上がりたいのですが、私には何一つ、自信がありません。
素直な人々に嫌われる事が恐ろしいので、私も嘘を吐いています、ごめんなさい。



愛情があふれてしまうと、なかなか思うような結末を描けないのだと、改めて思いました。



「愛」は、決して一人では起こり得ず、必ず何らかの「対象」が存在し、
時には互いの「愛」が同じ度合いで共鳴しなければ保たれず、
その共鳴が狂えば、全てが崩れる。


「愛」の持つ力とその難しさを再認識致しました。







……ほーら、ね。   大した感想なんて書けやしないっす…。
ホント、すみません(苦笑)






追伸

他にもいくつか本を借りたと申しまして、
笙野頼子さんという方の本のタイトルが素敵だったので借りてみたのですが、
私のタイプではありませんでした。
良い感想が書けそうなタイトルだったのですが、内容に惹かれるところはありませんでした。
途中で読むのをやめてしまったので、もしかしたら良い感想が書けるのかもしれませんが、
今の私には難しいみたいです。
いちいち報告する事でも無いですが、借りた事を伝えていたので一応お知らせを◎

また返却時に、お薦め戴いた本を探してみようと思います☆

面白い本を教えて戴き、有難う御座いました◎







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芸術。





アーティストは、自らの命と引き換えに、初めてその才能を評価される。


何故なら、ヒトは「次」を望む生き物だから。





有能なアーティストが生存している限り、どれ程の素晴らしい作品が世に放たれても、
それに対してヒトが感動する期間は僅かであり、次の瞬間には「その上」の作品を欲する。


それは、周りの人間だけでなく、本人すらも惑わされ、もがき、苦しむ結果と為る。



これ以上のモノは無い!! と 云い切れれば格好善いのかもしれないが、
ヒトの期待は、求愛にも似た感覚で自己の心を満たし、それに酔いしれ、返答しようと必死になる。



自分との・周りとの戦いが始まり、絶望と憎しみと苦しみと悲しみに満ちて、最期を迎える。









『サディスティック・ミカ・バンド』なんて、とてつもなく、素敵なネーミング☆
私が知っているサディスティック〜は、木村カエラのボーカルヴァージョンのみ。
彼の存在を知ったのも、この時が初めてである。


沢山の生前の作品が流され、私も世の中の人々同様、
「アレも彼が?! コレも彼が?!!」と思うものばかりでした。

そして、そう思いながら、上記の事を痛烈に感じたのです。






彼の求め続けた環境は、彼の死後、実現する。
誰もが彼の作品を賞賛し、彼の才能に改めて敬意を表する。



実に皮肉なものです。





しかし、それだけの才能があったからこそ、彼の死は無駄にはならない。

むしろ、格好善いとさえ云ってしまうかもしれない。 不謹慎ながらも。






彼のように才能があったなら、私も迷わず消えてしまいたい。
消えてしまいたい程何も無くても、
何も無いからこそ、消えられない事だってあるのだ。







彼だけではなく、他の名立たるアーティスト全てに云える事だけれども、
私の中で少し衝撃だったので書いてみました。


殆ど、バンド名に憧れたのが全てと云って善いぐらいなのですが…
良く知りもしないで勝手な事ばかり書いてすみません。

ご冥福をお祈り致します。








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猫下宿。






猫下宿


『猫下宿』  著者:吉田和正






売れない作家の主人公が、七年前に妻を亡くし、淋しさと経済的事情から、
自宅の二階を「下宿」として貸すことに。
しかし、彼の家にはすでに二十匹以上の猫が住み着いていた…。
不動産屋のアイデアで猫と暮せる「猫下宿」と銘打ち、
三人の女子学生を下宿人として迎える。
孤独だった老作家と三人の若い女、そして二十匹を超える猫たちとの不思議な同居生活が始まった。





と、いうのが簡単なあらすじです。

こんな下宿先があったら真っ先に飛び付きたいと思いました。
表紙とタイトルに引かれて借りましたが、それなりに楽しめたという感じです。
私はあまり本を読まないのですが、この本には誤字脱字が多い様な気が……。
昔風の言い回しって、なかなか読み難かったりするのですが、
それでもやっぱり「昔風の言い回し」なんだと気付けるものです。 不思議ですよね。
でも、この本に限ってはそういう感じがしなかったもので、
でも、こういう書籍でここまでミス多くて善いの??と思いながら疑心暗鬼ですよ。

私が余所見をしながら(パソコンの画面を見ながら)読んでいた所為もあるのでしょうが、
所々、主人公の感情なのか、今起こっている出来事なのか、過去の思い出なのか、
もやもやっとして話が進む感じがあったので頭を悩ませました。


もう一回読んだらきっとスッキリするんだと明確に感じていますが、
それこそ明確にもう一回読む気にはなれないと感じてもいます。



猫下宿を取り囲む地域のお話と、猫下宿の住人と猫たちの生活のお話です。
ほのぼのとはしておりますので、リラックスして読むには善いかと思います。


……………私は頭を悩ませましたがね……(笑)







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死日記。



 死日記


『死日記』  著者:桂望実







先に書いた『症例A』と一緒に図書館で借りた本です。
そっちよりは薄いけれど、同じくらいの厚みの本を無謀にも借りてしまい、
どうせ読めないかと思っておりましたが、両方読めて善かったです◎



タイトルに相当惹かれました。 それはもう、手に取らざるを得ないぐらい(笑)
私は最初の一ページを見て、読むか読まないか決めるタイプなのですが、
これは興味が湧きましたね。


なんたって、
少年が母親の愛人(っつっても本当の父は既に他界)を殺すのか?
っていうプロローグですもの。



タイトル通り、少年の日記が主です。
他愛も無い毎日の記録と共に、とある事件とその解明が進んでいきます。


少年の真っ直ぐな愛情に心打たれます。
同じ様な思いをして育った少年の母親に、是非とも見習ってもらいたいと思うぐらい。

「好き」だからこその命がけの決断は、何とも云えない結果を生みます。
結末は「最悪のケース」だと思いますが、母親が涙を流したという事実があるだけ善かったと思います。




秋の夜長に………こちらもどうぞ♪





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